概要
主 催 (社)色材協会 中部支部
協 賛 名古屋テキスタイル研究会、日本色彩学会東海支部、日本デザイン協会、名古屋産業振興公社、愛知工研協会、高分子学会東海支部、中部塗装技術研究会、東海化学工業会、日本塗料工業会、日本化学会東海支部、
日本接着学会中部支部、有機合成化学協会東海支部、表面技術協会中部支部、日本油化学会東海支部、
化学工学会東海支部、日本分析化学会中部支部、電気化学会東海支部、自動車技術会中部支部
日 時 平成30年3月16日(金) 13:00~16:50
場 所 名古屋市工業研究所 第2会議室(管理棟4F)名古屋市熱田区六番3丁目4-41
(地下鉄,市バス,「六番町」下車,南西へ徒歩約2分)
温室効果ガスであるCO2の排出低減は喫緊の課題であり、基幹産業である自動車製造でも取組まれているところであります。しかし、車体塗装では焼付け工程で消費するエネルギーが大きいことから、将来は焼付けなしで自動車を仕上げる技術が望まれます。今回、3名の講師を招いてご講演いただき、聴講者も含めた討論の場になればと考えました。また、セミナー後に講師を囲んでの技術交流会も開きますので、あわせてご参加をお待ちしております。
演題・講師
1.塗膜の電子線硬化技術
株式会社アーテック 取締役 技術部長 畑 宏則 氏
塗膜の電子線硬化技術は、現状では被塗物形状の制約等に課題があるものの、硬化が瞬時で紫外線硬化よりも高速であり、厚膜や顔料を含む系にも適用できるうえ、塗膜は耐久性、耐傷性、耐汚染性、付着性等の屋外用途で重要な性能が非常に優れる。電子線硬化技術のメリット・デメリットを総合的に解説する。
2.自動車外装への新しい提案 ―Wet工法からDry工法へ―
布施真空株式会社 社長 三浦 高行 氏
3次元表面加飾工法TOMについて解説し、その飛躍的発展として自動車ボディーを含む超大型製品への適用が可能になったNeo-TOM工法を紹介する。この工法は表面加飾の機能・性能の向上とともに作業環境の改善に貢献するCore技術である。
3.焼付けない自動車仕上げへの期待
トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 有機材料技術部 部長 間瀬 清芝 氏
弊社では2015年秋に「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表しており、この中で①新車CO2ゼロ②LCAゼロ③工場CO2ゼロ にチャレンジすることを宣言した。現在、工場から排出されるCO2の約1割が塗装工程から発生しており、この工程のエネルギーを画期的に下げる技術を開発し、環境にもお客様にも喜ばれる自動車表面処理を開発したい。
☆事前質問を受付けます。ホームページ申込み欄か、下記申込書への記入をお願いします。(E-mail不可)
会員・協賛団体 8,000円、一般 11,000円、学生 2,000円(テキスト代含む、税込)
技術交流会(講師を囲んで) 会員 無料、会員外500円(管理棟2F,交流フロア 17:00~18:00)
100名(先着順)
申込方法 色材協会中部支部までお問い合わせください。
http://www.shikizai-chubu.org/