概要
主催 (公社)化学工学会東海支部
共催(予定)静岡化学工学懇話会,東海化学工業会,(公社)日本分析化学会中部支部,(公社)日本化学会東海支部,(一社)資源・素材学会, (公社)高分子学会東海支部,(一社)日本原子力学会中部支部,(一社)廃棄物資源循環学会,日本溶剤リサイクル工業会,日本機械学会東海支部,(一社)日本エネルギー学会,(一社)日本鉄鋼協会東海支部,(公社)化学工学会産学官連携センターグローバルテクノロジー委員会
協賛(予定) 名古屋市工業研究所,(公財)名古屋産業振興公社,(公社)日本水環境学会,電気学会東海支部,粉体工学会,(公財)中部科学技術センター,電気化学会東海支部,有機合成化学協会東海支部
開催日時
第0クール:(1~3日目) 5月 16~18日(水~金) 9:15~16:45
第1クール:(4~6日目) 6月 20~22日(水~金) 9:15~16:45
第2クール:(7~9日目) 7月 4~ 6日(水~金) 9:15~16:45
第3クール:(10~12日目) 7月 11~13日(水~金) 9:15~16:45
第4クール:(13~15日目) 7月 25~27日(水~金) 9:15~16:45
本講座は,これまで化学工学を学ぶ機会がなく,新たに化学工学の知識を身につけようとされる方々を対象に開催します.エネルギー管理士,高圧ガス製造保安責任者などの各種国家試験資格を取得するための基礎講座として,化学工学技士(基礎)資格取得のため,社内教育の一環としても役立てていただけるような構成になっています.
本年から初めて学ぶ方を対象とした第0クールを新設し,化学工学の基礎から代表的な化学操作まで化学工学の全てを学べるようにいたしました.基礎となる第0~1クールは,連続3日間ごとでお申込みいただく一方,第2~4クールは一日単位でのお申込みとなります.化学工学の基礎をすべて受講されたい方,特定の項目のみ受講されたい方に対応しています.講義の内容やキーワードおよび講義内容のレベルチェックもホームページにて詳しく紹介していますのでご覧ください.
講師には学会・業界の第一線で御活躍の方々を迎えて,豊富な実例に基づく演習を通じて修得していただける内容となっています.初めての方から実践力をつけたい方に最適です.
なお,講義を修了された方には,修了証書を発行致します.
会 場 名古屋市工業研究所(名古屋市熱田区六番3-4-41)
地下鉄名港線(金山から名古屋港行)六番町下車,③番出口より徒歩1分
第0クールおよび,第2~4クール:第3会議室
第1クール:第1会議室
定 員 第0,第2~4クール:30名,第1クール:60名(いずれも定員になり次第締切)
・企業向けの講座ですが,学生が受講されても構いません.ただし,定員を超えた際には企業
の方を優先させていただきます.
参加費(消費税を含む)
第0~1クール | 第2~4クール | |
日 数 | 3日間 | 1日につき |
正会員 | ¥25,000 | ¥10,000 |
法人会員会社社員 | ¥30,000 | ¥15,000 |
会員外 | ¥60,000 | ¥30,000 |
学 生 | ¥10,000 | ¥5,000 |
テキスト
*第0クールで利用するテキスト:『基礎化学工学』(共立出版)定価3,000円
*第1~4クールで利用するテキスト:『改訂第3版 化学工学』(朝倉出版)定価2,500円
本講座を受講する方に限り,各クールで利用するテキストを1,000円(税込)にて特別販売いたします.テキストをお持ちでない場合は,参加費にテキスト代1,000円を加えてお申し込み下さい.
後日,参加証とテキスト(希望者のみ)をお送り致します.参加証は,当日ご持参下さい.
送金方法 現金書留または銀行振込
みずほ銀行 名古屋支店 普通預金 No. 1055521 「公益社団法人化学工学会東海支部」
ゆうちょ銀行 名古屋00880-7-5640 「公益社団法人化学工学会東海支部」
問合せ先 〒460-0011 名古屋市中区大須1-35-18一光大須ビル7F (公財)中部科学技術センター内
(公社)化学工学会東海支部 TEL. 052-231-3070 FAX. 052-204-1469
https://scej-tokai.org/
参加の際の注意
1.関数電卓を使用しますので必ずご持参ください.
2.昼食時間の一部(12:30~12:50)を講師への質問時間としてご利用いただけます.
プログラム
月 日 | 時 間 | 内 容 | 講 師 | |||
第0ク ー ル |
第1日 5月16日 |
9:15~16:45 | 化学工学の入門(初歩) | 単位と次元(Ⅰ),プロセス変数 | 静岡大学 立元雄治氏 | |
状態方程式(Ⅰ) | ||||||
第2日 5月17日 |
9:15~16:45 | 物質収支の基礎 | 静岡大学 前澤昭礼氏 | |||
複雑なプロセスの物質収支,エネルギーの基礎 | ||||||
第3日 5月18日 (金) |
9:15~16:45 | 反応系のエネルギー収支 | 静岡大学 福原長寿氏 | |||
化学プロセスの基礎,化学プロセスの計算 | 静岡大学 武田和宏氏 | |||||
第1ク ー ル |
第4日 6月20日 (水) |
9:15~12:30 | 化学工学基礎・拡散 | 単位と次元(Ⅱ),状態方程式(Ⅱ) | 名古屋工業大学名誉教授 多田豊氏 | |
13:30~16:45 | 収支,拡散,物質移動,燃焼計算 | 日油㈱ 押川 貴成氏 | ||||
第5日 6月21日 |
9:15~12:30 | 流 動 | 流体の流れと計測,円管内の流れ,流体と輸送 | 静岡大学 前澤昭礼氏 | ||
13:30~16:45 | 流体輸送機器の設計と実際 | 三井化学㈱ 中村正明氏 | ||||
第6日 6月22日 (金) |
9:15~12:30 | 伝 熱 | 伝導伝熱,対流伝熱,放射伝熱 | 三重大学 西村顕氏 | ||
13:30~16:45 | 熱交換器などの設計と実際 | 新日鐵住金㈱ 杉森薫氏 | ||||
第2ク ー ル |
第7日 7月4日 (水) |
9:15~12:30 | 撹拌・混合 | 撹拌槽の構成,混合性能,スケールアップ,異相系の撹拌 | 名古屋工業大学 加藤禎人氏 | |
13:30~16:45 | 撹拌・混合装置の設計と実際 | 東亞合成㈱ 鈴木日和氏 | ||||
第8日 7月5日 |
9:15~12:30 | 反応工学 | 反応速度、反応器の分類と性能、生物反応速度 | 岐阜大学 上宮成之氏 | ||
13:30~16:45 | 反応装置の設計と実際 | 三井化学㈱ 小瀧泰氏 | ||||
第9日 7月6日 (金) |
9:15~12:30 | プロセス制御 | プロセスと制御,動特性,過渡応答,周波数応答 | 名古屋工業大学 米谷昭彦氏 | ||
13:30~16:45 | プロセス制御装置の設計と実際 | 三菱ケミカル㈱ 橋本祐樹氏 | ||||
第3ク ー ル |
第10日 7月11日 (水) |
9:15~12:30 | ガス吸収 | 気液平衡,吸収,膜分離 | 名古屋工業大学 南雲亮氏 | |
13:30~16:45 | 吸収装置の設計と実際 | 東亞合成㈱ 勝尾智津氏 | ||||
第11日 7月12日 (木) |
9:15~12:30 | 蒸留 | 気液平衡関係,相対揮発度 | 名古屋工業大学 森秀樹氏 | ||
13:30~16:45 | McCabe-Thiele作図,特殊蒸留 | 日本リファイン㈱ 小田昭昌氏 | ||||
第12日 7月13日 (金) |
9:15~12:30 | 抽出・吸着 | 抽出・吸着の基本原理と応用 | 鹿児島大学 二井晋氏 | ||
13:30~16:45 | 抽出・吸着装置の設計と実際 | 三菱ケミカル㈱ 石羽恭氏 | ||||
第4ク ー ル |
第13日 7月25日 (水) |
9:15~12:30 | 調湿・乾燥 | 絶対湿度,冷却減湿操作,定率乾燥 | 岐阜大学 板谷義紀氏 | |
13:30~16:45 | 乾燥装置の設計と実際 | ㈱大川原製作所 脇屋和紀氏 | ||||
第14日 7月26日 (木) |
9:15~12:30 | 粉粒体操作 | 粒子・粉体層の性質,粒子生成 | 名古屋大学 向井康人氏 | ||
13:30~16:45 | 粉粒体装置の設計と実際 | 新東工業㈱ 岡本守氏 | ||||
第15日 7月27日 (金) |
9:15~12:30 | 固液分離 | 沈降分離,濾過,晶析の基本原理と応用 | 名古屋大学 入谷英司氏 | ||
13:30~16:45 | 固液分離装置の設計と実際 | ㈱三進製作所 小栗秀一郎氏 |
お申し込みについて
「第42回 基礎化学工学演習講座」へのお申し込み受付は「2018年7月24日」に締め切らせて頂きました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。