概要
主催 (公社)化学工学会東海支部
共催(予定)静岡化学工学懇話会,東海化学工業会,(公社)日本分析化学会中部支部,(公社)日本化学会東海支部,(一社)資源・素材学会,(公社)高分子学会東海支部,(一社)日本原子力学会中部支部,(一社)廃棄物資源循環学会,日本溶剤リサイクル工業会,日本機械学会東海支部,(一社)日本エネルギー学会,(一社)日本鉄鋼協会東海支部,(公社)化学工学会産学官連携センターグローバルテクノロジー委員会
協賛(予定)(公社)日本水環境学会,電気学会東海支部,粉体工学会,(公財)中部科学技術センター,電気化学会東海支部,有機合成化学協会東海支部
化学工学会東海支部では,基礎化学工学講習会や,初歩からの化学工学概論・演習講座を開催し,反応・分離・輸送・エネルギー・環境・材料などに関する基礎をわかりやすく解説し,製造現場,研究・開発での機器の操作や改良のための基礎知識の習得を目指してきました.化学工学,およびその実験・運転結果を理解する上では,統計学などの数学的知識が必要不可欠ですが,多くのエンジニアは「データ整理手法と統計学」を基礎から学んでいないため,データの整理・解析・推測が正しく行われていないことがしばしば起こります.そこで,本講座では化学工学で重要な数学を理解し,実験・運転に役立てるために,「データ整理手法と統計学」の知識を初歩から講習します.本講座は基礎化学工学演習講座(毎年6月から8月にかけて開催)や初歩からの化学工学概論・演習講座(本年9/27~29開催)と合わせて受講されると,化学工学をより理解いただけます.また,企業におかれましては,実務を行っている技術者の方々が実験・運転結果の評価・解析・推測を適切に行う能力を習得するためや,化学工学の基礎知識を習得するための前段階の社内教育としてご利用いただければ幸いです.
日 時 平成29年11月14日(火) 13:30~17:10
会 場 名古屋駅前イノベーションハブ
(名古屋市中村区名駅4-4-38 ウインクあいち15階 Tel. 052-583-6454)
http://www.ekimae-innova.jp/access.html
交 通 JR名古屋駅桜通口から徒歩約5分
定 員 30名(定員になり次第締切)
・企業向けの講座ですが,学生が受講されても構いません.ただし,定員を超えた際には企業
の方を優先させていただきます.
参加費(資料代・消費税を含む)
正会員 | 8,000円 |
法人会員会社員 | 10,000円 |
会員外 | 20,000円 |
学生 | 2,500円 |
講 師:岐阜大学大学院工学研究科 環境エネルギーシステム専攻 准教授 小林 信介
プログラム
13:30~14:30 1.データを得る!
実験により測定した物理量や計算により得られた数値,膨大なデータやごく数点しかない数値,測定原理と得られた数値が示している本当の意味など,今となってはなかなか聞けない数値の正しい取り扱い方について解説します.
14:30~14:40 休憩
14:40~15:40 2.データをまとめる!
得られたデータを分類し,整理,集計する方法,例えば,データ解析の仕方や誤差の意味,得られたデータの丸め方,さらにはX軸とY軸の取り方や理解されやすい(美しい)グラフの書き方など,データのまとめ方と可視化方法についてやさしく解説します.
15:40~15:50 休憩
15:50~16:50 3.データから全体を推測する!
データを得て,まとめるだけでは全体像が見えないことがしばしばあります.得られたデータが何を意味しているかを知ることにより,見えてない全体像をあぶりだす統計学のテクニックについて実例を示しながら解説します.
16:50~17:10 質疑応答
注)筆記用具,定規,関数機能付き電子計算機を必ずご準備ください.
注)講義後または休憩時間は,講師への質問時間としてご利用いただけます.
後日,参加証をお送りいたします.参加証は,当日ご持参下さい.
お申し込みについて
「第4回 初歩からの化学工学数学演習講座 ~データ整理手法と統計学~」へのお申し込み受付は「2017年11月13日」に締め切らせて頂きました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。