概要
近年日本は,東北地方太平洋沖地震(東日本大震災),熊本地震と大きな地震に見舞われています.一方,東海地方では,南海トラフ巨大地震の震源想定域で「ひずみ」という地震を引き起こす力が蓄積されているとの報道もあり,他人ごとではありません.東海地区では化学・鉄鋼プラントをはじめ多くの工場が集まっており,化学工学に携わる我々技術者・研究者にとっても地震に対する備えを真剣に考えなければならないと感じます.そこで,名古屋大学の減災連携研究センターの方に,南海トラフ巨大地震のメカニズム,その発生予想,想定される災害予測等について分かり易く解説していただくとともに,地震に対する防災・減災対策,建物の耐震・免震,復興対策についてご講演いただきます.また,減災館(その建物自体も1つの実験装置になっています!)での展示施設や研究施設の見学を通して,地震への備えを実感するとともに防災・減災に関する最新研究にふれます.奮ってご参加ください.
主催:化学工学会東海支部
共催(予定):化学工学会安全部会
協賛(予定):静岡化学工学懇話会,化学工学会産学官連携センターグローバルテクノロジー委員会,東海化学工業会,日本化学会東海支部
日時:2016年8月31日(水)13:30~16:30
場所:名古屋大学 減災館(http://www.gensai.nagoya-u.ac.jp/)
愛知県名古屋市千種区不老町
地下鉄名城線「名古屋大学駅」2番出口から徒歩2分
内容:
13:35~14:25 講演「南海トラフで繰り返し発生する地震とは」
名古屋大学減災連携研究センター 新井 伸夫 教授
14:25~15:15 講演「過去の災害に学び今後の震災に備える」
名古屋大学減災連携研究センター 福和 伸夫 センター長
15:30~16:30 減災館見学
定 員:40名(定員になり次第締め切ります。)
参加費(消費税込):1,000円
お申し込みについて
「第99回講演見学会「名古屋大学減災館見学 ―地震への備えを学ぶ―」」へのお申し込み受付は「2016年8月30日」に締め切らせて頂きました。
たくさんのお申し込みありがとうございました。